2022年1月7日、ついに「スパイダーマン・ノーウェイホーム」が日本公開しました。
版権の問題で、Disney+では観られないようなので、映画館に観に行ってきました。それも1月7日の朝一番の上映です。
ちなみに我が家は、吹替派ではなく、字幕派です。小学生で字幕版を観るって珍しいのでは??
字幕版は俳優さんの声が聞こえるのがいいですよね。
では「スパイダーマン・ノーウェイホーム」のレビューをしていきます。ネタバレ注意です。
主な登場人物:スパイダーマン・ノーウェイホーム
「スパイダーマン・ノーウェイホーム」の主な登場人物を紹介します。
(※画像は「マベスト」での画像になります)
ピーター・パーカー(スパイダーマン):トム・ホランド
本作の主人公。
赤いスーツでお馴染みですが、本作では黒いスーツも身に着けます。
ドクターストレンジ:ベネディクト・カンバーバッチ
ドクターストレンジも本作に出てきます。
呪文をミスして、時空を歪めてしまいます。おい、ドクちゃん、ミスるなよ…。
MJ:ゼンデイヤ
ピーターの恋人。
ネッド:ジェイコブ・バタロン
ピーターの親友。
ドクターオクトパス:アルフレッド・モリーナ
トビー・マグワイア版「スパイダーマン」のヴィランであったドクターオクトパスが登場します。
エレクトロ:ジェイミー・フォックス
「アメイジングスパイダーマン」のヴィランであったエレクトロも登場。
コミック版では女性のようですが、映画では男性です。
グリーンゴブリン:ウィレム・デフォー
スパイダーマンのあらゆる作品で登場するヴィラン、グリーンゴブリンがトムホ版スパイダーマンにも登場します。
ハッピー・ホーガン:ジョン・ファブロ―
トニーさんの仕事仲間で、トムホ版スパイダーマンではお馴染みのハッピーももちろん登場します。
メイ・パーカー:マリサ・トメイ
ピーターのおば。前作ではハッピーといい感じでしたが、今作のはじめで破局してしまいました。
ハッピーはグイグイいき過ぎたようです…。
ウォン:ベネディクト・ウォン
ドクターストレンジの仲間。
シャンチーにも登場していましたね。今作では、少しだけ登場します。
MCUでの位置づけ:スパイダーマン・ノーウェイホーム
前作「スパイダーマン・ファーフロムホーム」の続きになります。
ですので、ファーフロムホームは事前に観ておくことをオススメします。
あらすじ:スパイダーマン・ノーウェイホーム
前作「スパイダーマン・ファーフロムホーム」のラストで、自分がスパイダーマンであるとバレてしまったピーター。
それも、前作のヴィランであったミステリオ殺害という濡れ衣まで着せられてしまいます。
恋人のMJ、親友のネッドなど、ピーターの親しい人にまでその影響が及ぶことになり、ピーターはドクターストレンジに助けを求めにいきます。
「僕がスパイダーマンであることを人々の記憶から消してほしい」
そう頼むピーターのために、ストレンジは禁断の呪文を試すことになったのですが、うまくいかずに時空を歪めてしまいます。
その影響で、別の次元からドクターオクトパスなどのヴィランが現れます。
ピーターの前に現れたヴィラン達は、自分の知っているピーターと顔が違うことに驚きます。
ストレンジは次元を元に戻そうとしますが、ピーターはそれを妨害。
元の次元では、既に死亡しているヴィラン達。次元を元に戻してしまうと、ヴィラン達が死んでしまうからダメだと、ピーターは言うのです。
「人生をリセットさせなきゃ」と、ヴィラン達の「治療」を始めます。
ヴィラン達は元々は普通の人間で、科学的な実験による影響で、今のような姿になってしまったのです。なので、「治療」して元の人間に戻せるのですね。
全員の「治療」を終えたのも束の間、次元がさらに歪んでしまい、世界が危険な状態になりました。
ピーター・パーカーを知っている者がこちらの次元に来ようとしている、と言うストレンジにピーターは提案します。
「ピーター・パーカーの記憶をみんなから消せばいい」と。
それに承諾したストレンジにより、次元の歪みは食い止められ、無事に元の世界に戻りました。
MJやネッドからも、ピーターの記憶が消されてしまい、思い出させようとするピーターでしたが、なぜか踏みとどまってしまいます。今後の展開が非常に気になるところです。
ヴィランは?:スパイダーマン・ノーウェイホーム
本作のヴィランは、以下の豪華面々です。
・ドクターオクトパス
・グリーンゴブリン
・エレクトロ
・リザード
・サンドマン
ドクターオクトパスは、治療後はピーターの協力者になります。
エレクトロの「治療」を実行したのは、ドクターオクトパスでした。
グリーンゴブリンが一番悪役だったので、本作のメインヴィランと言えます。
死亡者は?:スパイダーマン・ノーウェイホーム
今作で死んでしまった人がいます。
メイおばさんです。グリーンゴブリンの攻撃により、命を落としてしまいます。
ピーターが怒りに任せてグリーンゴブリンを滅多打ちにするシーンがありましたが、あんなピーターを見たのは始めてです。
歴代スパイダーマンの登場は?:スパイダーマン・ノーウェイホーム
歴代のスパイダーマンを演じたトビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドが出てくるのでは?と公開前から噂されていましたよね。
「スパイダーマン・ノーウェイホーム」にその2人は…
なんと……
2人とも出てきました!!!
マスクを脱いで、アンドリューが現れた瞬間、場内がワァーっと湧きました。
次元が歪んだ影響で、2人も今作の舞台である次元に来てしまったのです。
デアデビルの登場は?:スパイダーマン・ノーウェイホーム
歴代スパイダーマン以外にも、登場するのでは?と噂されていたキャラがいましたよね。
そう、デアデビルです。
ドラマ「ホークアイ」で、デアデビルのヴィランであったキングピンが登場したことで、デアデビルの登場が期待されるようになりました。
「スパイダーマン・ノーウェイホーム」にデアデビルは…
1シーンですが、出てきました!!
デアデビルであることは明かされていません。弁護士として登場しました。
ですが、ピーターに向けて投げられた石をキャッチするというシーンがあり、今後のデアデビルとしての活躍が期待できます。
印象に残ったシーン:スパイダーマン・ノーウェイホーム
「スパイダーマン・ノーウェイホーム」で印象に残ったシーンを紹介します。
「イスの男」であるネッドが魔術師に?
ピーターの親友であるネッドが、ストレンジのリングを身に着け、ゲートを開けるようになりました。
トムホ・ピーターの元に行きたくてゲートを開いたのですが、トムホではなく、アンドリュー・ピーターやトビー・ピーターを呼び寄せてしまったのです。
ストレンジのリングって、あんなに短時間で使えるようになったっけ?
それとも、ネッドに素質があったのか?
過去に戦ったヴィランで一番手ごわかったのは?
3人のピーターがお互いの次元のことを尋ね合っているシーン。
一番手ごわかったヴィランは?、との問いに3人は答えます。
トビーは黒い寄生生物
↓
ヴェノムのことですね。スパイダーマン3に登場します。
アンドリューはサイのマシンを身に着けたやつ
↓
ライノのことですね。アメイジングスパイダーマン2のラストに少しだけ登場します。
トムホは紫色のモンスター
↓
サノスのことですね。
自分のせいで(?)大切な人を失くした…
3人のピーターの共通点は、自分のせいで(?)大切な人を失くしているところ。
トビーはベンおじさん、アンドリューは恋人のグウェン、トムホはメイおばさん。
ゼンデイヤ演じるMJが落ちていくシーンで、トムホが助けようとしたが妨害されてしまいました。しかし、アンドリューが見事にMJをキャッチ。
グウェンを助けられなかったアンドリューでしたが、今度はMJを見事に助けました。
蜘蛛の糸の出し方
スパイダーマンといえば、手から蜘蛛の糸を出しますよね。
アンドリューとトムホは、自作のウェブシューターですが、トビーのみ体内で生成されます。
どうやって生成されているのか興味津々のアンドリューとトムホでした。
スパイダーマンの動きは腰に負担がかかる?
闘いの前に、トビーが腰のストレッチを始めます。
長年、スパイダーマンとして活躍してきたトビーは腰や背中を痛めている様子。
スパイダーマン2で腰を強打し、「My back!My back!」と叫んでいたのを思い出しました。
エンドロール後のシーン:スパイダーマン・ノーウェイホーム
マーベル映画では、エンドロール後のシーンが重要なのはご存知でしょうか?
「スパイダーマン・ノーウェイホーム」のエンドロール後のシーンについてです。
登場したのは、ヴェノムでお馴染みのトム・ハーディです。
何らかの影響で、次元を移っていっているようです。
「スパイダーマンに会わないとな」と言っていたので、今後の登場に期待です。
ヴェノムの細胞の破片が、今作の世界に残されていきました。何かの伏線でしょう。ピーターの同僚であるフラッシュに寄生するのでは?と予想されていますね。
最後の最後は、ドクターストレンジの続編の予告動画が流れました。
「ドクターストレンジは帰ってくる」という一文で、幕を閉じました。
キャストの他の出演作品
ピーター役のトム・ホランドは2020年の映画「エジソンズ・ゲーム」でドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチと共演しています。
ドクター・オクトパス役のアルフレッド・モリーナは、伝記映画の「フロントランナー」でヒュー・ジャックマンと共演。「ミッシングID」では「トワイライト」シリーズのジェイコブ・ブラック(狼男)役のテイラー・ロートナーとリリー・コリンズと共演しています。
グリーン・ゴブリン役のウィレム・デフォーはDC映画の「アクアマン」に出演しています。
ちなみに悪役ではありませんよ。
リザード役のリス・エヴァンスは「ハリーポッター」シリーズで脇役ですが出演しています。
サンドマン役のトーマス・ヘイデン・チャーチは「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」で主人公の憧れのプロレス役で出演。
エレクトロ役のジェイミー・フォックスは「ジャンゴ・繫がれざる者」でレオナルド・ディカプリオと共演。
ジョン・ジェイムソン役のJ・K・シモンズは「トゥモロー・ウォー」でクリス・プラットのお父さん役で出演。
まとめ:スパイダーマン・ノーウェイホーム
歴代スパイダーマンが勢揃いしたので、かなり見ごたえのある作品でした。
トビー版3本、アンドリュー版2本のスパイダーマンも事前に観ておいた方が、話がさらによくわかるかと思います。
ホームシリーズのスパイダーマンは今作で終了になるようです。
しかし、朗報もあり、トムホは既に3部作のスパイダーマンに出演が決まっているとのこと。
ピーターの記憶を失った世界で、今後どのような展開が待っているのでしょうか。MJやネッド、ドクターストレンジにハッピー等々は、ピーターのことを思い出すのでしょうか?
今後も目が離せませんね。
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