2018年から『月刊コミックゼノン』により連載され、累計部数が1800万部を突破した超人気漫画である「終末のワルキューレ」
今年の12月にはNetflixにてシーズン3が独占配信されましたね。
単行本は26巻まで発売され、遂に物語の展開も終盤に入っています。現在は12回戦目のオーディンvs坂田金時の戦いが始まろうとしています。
そんな「終末のワルキューレ」ですが、未だ回収されていない伏線や謎、13回戦目の相手が誰なのか、オーディンの目的や正体は何なのかと、数多くの謎が残されています。
ここでは、「終末のワルキューレ」の終盤の展開、どんな終わり方になるのか、そして未回収の伏線などを見ていこうと思います。最後まで見ていただけると幸いです。それではいきましょう。
これまでの対戦相手と試合結果:終末のワルキューレ
まず、前置きとして、今まで行われたラグナロクの対戦相手と試合結果がどうなったのか見ていきましょう。現状、このような結果となっています。(12回戦目だけは省いています。)
1回戦:トールvs呂布奉先 … トール◎/呂布奉先×
2回戦:ゼウスvsアダム … ゼウス◎/アダム×
3回戦:ポセイドンvs佐々木小次郎 … ポセイドン×/佐々木小次郎◎
4回戦:ヘラクレスvsジャック・ザ・リッパー … ヘラクレス×/ジャック◎
5回戦:シヴァvs雷電為右衛門 … シヴァ◎/雷電×
6回戦:釈迦vs零福→波旬 … 釈迦◎/波旬×
7回戦:ハデスvs始皇帝 … ハデス×/始皇帝◎
8回戦:ベルゼブブvsニコラ・テスラ … ベルゼブブ◎/ニコラ・テスラ×
9回戦:アポロンvsレオニダス王 … アポロン◎/レオニダス王×
10回戦:スサノオノミコトvs沖田総司 … スサノオノミコト×/沖田総司◎
11回戦:ロキvsシモ・ヘイヘ … ロキ×/シモ・ヘイヘ◎
このような勝敗結果となっており、単行本26巻の時点で神側が5勝、人類側が6勝となっています。
次の12回戦の勝敗で人類の運命が決められるとのこと。全体的に神も人類も勝っては負け、勝っては負けの繰り返しであることが多いように思えますね。
生存している戦乙女(ワルキューレ)たち:終末のワルキューレ
主人公のブリュンヒルデには末っ子のゲルを含め「戦乙女(ワルキューレ)」と呼ばれる12人の姉妹がいます。
「戦乙女(ワルキューレ)」は人類代表の人間と心を一つにする「神器錬成(ヴェルンド)」をすることにより、その人に合った武器に姿を変えることができます。
しかし、パートナーとなった相手が「魂の完全消滅(ニブルヘル)」をしてしまうと、武器となった「戦乙女(ワルキューレ)」も同時に消滅してしまいます。
物語が始まった時点ではブリュンヒルデ含め、「戦乙女(ワルキューレ)」は合計12人いたのですが、ラグナロクが始まったことにより、次々と亡くなってしまいます。
お次は、死亡&生存している「戦乙女(ワルキューレ)」たちを見ていきましょう。
次女:フリスト 生存
三女:スルーズ 死亡
四女:ランドグリーズ 死亡
五女:ゲイレルル 死亡
六女:スカルモルド 生存
七女:レギンレイヴ 死亡
八女:ラズグリーズ 生存
九女:ゲンドゥル 死亡
十女:アルヴィト 生存
十一女:フレック 生存
十二女:スケッギョルド 生存
末っ子であり、まだ見習いであるゲルを除くとこのような感じになっております。11人中、5人が死亡、6人が生存しています。
このうち、十二女のスケッギョルドは現時点では生存してはいますが、今後の展開を考えるともしかすると死亡する可能性も充分にあり得ます。(理由は後述)
ブリュンヒルデの目的とラグナロクの真の意味:終末のワルキューレ
主人公のブリュンヒルデは人類を存続させるために「神vs人類最終闘争法(ラグナロク)」を実行しますが、アニメ勢の方や単行本を読んでいない人たちはブリュンヒルデの目的が一体何なのか、分からない方も多いことでしょう。
ブリュンヒルデは自身の妹である「戦乙女(ワルキューレ)」たちが次々と死んでも、気丈に振る舞い、人類の存続のために手段を選ばないようにも思えますよね。(ただ、実際は妹思いな性格らしく、誰も見ていないところで静かに涙を流していたりします。)
また、作中に登場する釈迦の推測によると「人類存続会議が始まる前から計画していた」とのこと。もしこの推測が当たっていたなら、ますます何が目的なのか分からなくなりますね。(ただし、この説に関してはブリュンヒルデは「なんと恐れ多い」と否定しています。)
ブリュンヒルデの本当の目的は何なのか。それは「人類をオーディンの手から救うこと」と「自身の恋人であるジークフリートを助け出す」ためなのです。
序盤の方では「人類に思い入れがあるから滅するには惜しい」という風に思われていましたが、物語が進むにつれて彼女の本当の目的が明らかになっていきます。
つまり、「神vs人類最終闘争法(ラグナロク)」は人類を存続させる以外にも、恋人であるジークフリートを救うための戦いでもあるようです。
しかし、何故「神vs人類最終闘争法(ラグナロク)」と「ジークフリート」、そして「オーディン」と関係があるのか…これらの詳細について見ていきましょう。
ジークフリートとは?:終末のワルキューレ
まず、初めに「ジークフリート」とは何者なのか見ていきましょう。
このキャラは単行本16巻で釈迦の口から存在が明かされ、アニメのシーズン3では6話にてようやく登場します。アニメしか見てない人は「誰だこの人?」って感じでしょうね。
ブリュンヒルデか、彼女以上に謎な人物でしょう。この「ジークフリート」の正体は何なのでしょうか。この人物について謎に思った釈迦は、友人の坂田金時に彼に関する調査を依頼しました。釈迦は「ブリュンヒルデの元カレではないのか?」と推測しています。
そして、ブリュンヒルデ本人にも「元カレのジークフリート」と言い、彼について聞き出そうとしますが、ブリュンヒルデは「元カレではありません」と答えました。つまり、この「ジークフリート」はブリュンヒルデの最愛の恋人であり、「竜殺しの英雄」と呼ばれる男です。
現在はある罪を犯したことにより、「奈落(タルタロス)」に幽閉されており、ブリュンヒルデは何年も会えていない状態です。
罪を犯したことにより「奈落(タルタロス)」に入れられているようですが、これまた釈迦の推理によると「どの罪も『奈落(タルタロス)』に入れられるほど重いものではない」みたいです。
また、罪を犯してしまった者は北欧神話の最高神であるオーディンに滅せられるとのことですが、何故かジークフリートは生かされているようです。何故、ジークフリートは「奈落(タルタロス)」に幽閉されてしまったのか。
それはオーディンがペットとして可愛がっていた「ファーヴニル」を殺害したからということになっています。しかし、この出来事はジークフリート本人が犯したわけではありません。
実際はブリュンヒルデに密かに思いを寄せていた狡知の神であるロキがジークフリートに嫉妬したことにより、ロキ自らジークフリートに化けて「ファーヴニル」を殺害し、濡れ衣を着せたのが発端です。
無論、ジークフリート本人は無実を証明しようとしますが、認められずそのまま「奈落(タルタロス)」に幽閉されてしまい、ブリュンヒルデとは引き離されてしまいます。しかし、釈迦の推理が正しければ、ジークフリートはこの際にオーディンに殺害されているはず…
オーディンは何故、彼を殺さずに幽閉したのか…それには恐ろしい真実と野望が隠されていたのです…
↓「奈落(タルタロス)」に幽閉されている「ジークフリート」(シーズン3/6話)

オーディンは今作の黒幕!?
「原初神」は何者?
坂田金時vsオーディンの勝敗予想
13回戦は誰が出場するのか?
ゲルはノストラダムスとパートナーになる?
ラスプーチンの役割と活躍はどうなる
ブリュンヒルデは最終的に死亡!?
人類は最終的に勝てるのか
どのような形で完結するか予想
未回収となっている伏線
ブリュンヒルデのセリフ
アダマスの復讐
ベルゼブブの死
ゲルの役割
「原初神」の復活
「サタン」
ゼウスとオーディン
坂田金時の正体は「鬼」なのでは?
ヘルメスはラグナロクの内通者説
ノストラダムスの謎と正体
ゼウスが雷の技を使わない理由
ベルゼブブとりんご
EDから読み取れるブリュンヒルデ死亡説



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