泳ぐのが速い魚を紹介します。
泳ぐの速い魚ランキング:速い魚ランキングトップ7
ランキング形式で紹介します。
7:ターポン|速い魚
泳ぐ速さ:時速56km
大きさ:2.5m
ターポンは「シルバー・キング」と呼ばれる銀色に輝く古代魚です。「ゲームフィッシュ」でも人気があり、肉食性の魚です。
人を襲う事はなく、魚類や甲殻類を捕食します。背中は緑色っぽい色をしており、同じ古代魚の「アロワナ」のように口は上向きになっています。
泳ぐ速さが時速56kmで、突進することに役立ちます。
また、ターポンは空気呼吸することができ、ターポンの味はあまり美味しくないという。
水面から飛び出してジャンプする姿も見られています。
6:ソードフィッシュ(メカジキ)|速い魚
泳ぐ速さ:時速64km / 大きさ:4.3m
メカジキはカジキの仲間で最も吻が長い種です。別名の「ソードフィッシュ」は吻が剣に似ているから。
「ソードフィッシュ」ってかっこいい名前だな…
獰猛な性格で、船やクジラ類に突進することがある。
また、メカジキは全長4.3mにもなり、カジキ類の中で最大とされます。水面からジャンプするのも見られており、船に飛び込んで人が刺さった事件もあります。
そしてこのメカジキ、吻に特殊な能力があります。
ほとんどのカジキ類はすぐに吻が折れてしまいますが、メカジキの吻は折れにくくなっています。マカジキやメカジキは吻の骨がとても丈夫になっていて、簡単には折ることかできないのです。
それに吻に傷がついても修復することができます。
泳ぐ速さが時速64kmで、素早く獲物を吻で突き刺すのに役立ちます。
また、メカジキの背びれはマカジキとは少し違っています。
深海に潜ることがあり、刺身やムニエルなどにされます。
あとカジキって「梶木」からきているみたいですね。
5:トビウオ|速い魚
飛ぶ速さ:時速65km / 大きさ:40㎝
名前の通り空を飛ぶ魚です。「え、魚が空を飛ぶ?!」って自分も最初は思いました。
トビウオは鳥の翼のような胸びれを持っており、45秒で300mも飛ぶことができます。
なぜ飛べるのかという理由についてです。
まず、トビウオには胃がありません!なので体が軽くなって飛べるのです。
また、胃を持たないので、食べた物をお腹に貯めることができず、すぐに消化して肛門から出してしまいます(汚い)
さらに、尾びれも関係します。ヒメ目の魚のように尾びれの下端が長くなっており、その尾びれで水面を素早く滑走するのです!
でもトビウオはなぜ飛ぶのか?トビウオの飛ぶ理由はいまだにわかっていませんが、いろいろな理由があります。
その1つとして天敵から逃げるためというのがあります。クロマグロ、シイラはトビウオの天敵で、捕食される前にトビウオは逃げるのです。
でもその逃げてる最中に海鳥に食べられることも…残念無念。
ちなみに自分的には「飛ぶ=求愛行動」ではないかと思っています。
大きな音にびっくりして飛ぶこともあるみたい。
4:クロカジキ|速い魚
泳ぐ速さ:時速80km / 大きさ:4m
クロカジキは、メカジキの次に大きいカジキです。
普通は体の色がコバルトブルーをしていますが、死んでしまうと体が黒くなることからクロカジキと付きました。英名「ブルーマリーン」と呼ばれています。
クロカジキは餌を捕食する時に、吻で獲物を刺さずに、吻で獲物を叩いて弱っているうちに捕食するという。
クロカジキは普通、甲殻類やイカ類を捕食しますが、カツオを捕食することから別名「カツオクイ」と言われています。
また、別種の「ニシクロカジキ」というクロカジキに似たカジキもいるようです。
食べてもおいしく、釣りでも人気があります。
ちなみに、背びれもマカジキとは形が違っていて、クロカジキの逆の「シロカジキ」もいます。
3:クロマグロ|速い魚
泳ぐ速さ:時速90km / 大きさ:3m
クロマグロは食料魚で有名で、刺身や寿司でも人気です。縄文時代の日本でも人気の魚だったとのこと。
クロマグロはマグロの中では最大の種で、背中が黒いのが特徴。
マグロの名前の由来は「背中が黒い→真黒」、もしくは、全てのマグロの仲間は目が黒いので「眼黒」だと言われています。
群れで過ごし、別種の「カツオ」と似ていますが、体の模様で見分けることができます。
背びれを折りたたむことができ、速く泳ぐときになると背びれを広げます。
また、クロマグロは浮き袋を持たないので、ずっと泳いでいないと酸素を取り込めなくなり、窒息死してしまうのです。泳ぐ速さが時速90kmで、素早く泳ぐとより酸素を取り込みやすくなります。
泳ぐのを止めると死んでしまうため、夜眠ることもできないのです…!
クロマグロは食べ物がないと共食いすることもあり、ウナギと同じ理由で絶滅危惧種になっています。
2:アオザメ|速い魚
泳ぐ速さ:時速96km / 大きさ:4m
サメ類の中で最も泳ぐのが速いアオザメ。
まあ見た感じはスリムで青くなったホオジロザメ。
名前の通り体が青色だからこの名前が付きました。針のような牙を持ち、向きはバラバラになっています。
水深650mの深海にいることもあり、「バケアオザメ」という似た種がいます。
バケアオザメとアオザメの見分け方は以下の通り。
アオザメ
1:胸ビレが短い
2:背中の色がメタリックブルー
バケアオザメ
1:胸ビレが長い
2:背中の色が濃い青
魚類やイカ、ウミガメ、死骸などを捕食し、寿命が35年ほど。
アオザメは気が荒いので、人を襲う事があります。
また、子ザメの時に、お母さんのお腹の中でほかの子ザメを食べてしまうこともあります。
水面からジャンプする姿も見られており、英名「ブルーシャーク」…ではなく「マコシャーク」と呼ばれています。
アオザメを水族館で飼育することは不可能とされていて、フカヒレやソテーにすることもあります。
1:バショウカジキ|速い魚
泳ぐ速さ:時速110km / 大きさ:3.3m
バショウカジキは、植物の「バショウ」のような背びれをもつので、バショウカジキと言われています。両顎には小さな歯が生えています。
背びれは通常は折りたたんで見えませんが、速く泳ぐときになると背びれを広げます。
マカジキと比べれば吻は短い方で、腹びれとほとんど同じ長さです。
肉食性のカジキで、群れでイワシの群れを襲う事があります。
クロカジキと同じように吻で獲物を叩いて弱っているうちに捕食します。
魚類の中で最も素早い魚で、速すぎて吻が折れることも…
残念無念。
ギネス世界記録にも載っています。
バショウカジキは食用としても利用されます。
世界一泳ぐのが遅い魚:速い魚ランキングトップ7
世界一速い魚を紹介したので、世界一遅い魚も紹介しましょう。
ニシオンデンザメ|遅い魚
泳ぐ速さ:時速1km
世界一遅い魚と言われているニシオンデンザメ。
その泳ぐ速さ、なんと赤ちゃんのハイハイと同じ速さなんです!
「世界一のろい魚」と言われており、身には毒があります。
全長7.3mにもなる巨大ザメで、人間の遺体を捕食することも…
眼に寄生虫が寄生しており、約400年ほど生きる深海ザメです
上顎の歯は突き出ていて、下顎の歯は小さくなっています。
タツノオトシゴ|遅い魚
泳ぐ速さ:時速1.5m
そう、このタツノオトシゴはニシオンデンザメより泳ぐ速さが遅いのです!
タツノオトシゴってこんなに泳ぐの遅いの?
見た目が馬に似ていることから英名「シーホース」と呼ばれいて、別名は「ウミウマ」と呼ばれています。
泳ぐ速さが遅いので、「リーフィーシードラゴン」や「ピグミーシーホース」などのように、擬態するタツノオトシゴの仲間もいます。
見た目は可愛い魚ですが、肉食性の魚なんです!魚の卵や小魚を捕食し、しかもオスが子供を産むんです!
といってもメスがオスのお腹にある袋に卵を入れているんですけどね。
ちなみに「竜の落とし子」と書くこともあります。
まとめ:速い魚ランキングトップ7
いかがでしたか?
こちらの図鑑がオススメです。
コメント