最も危険な魚について解説します。
危険な魚の紹介
危険な魚を紹介します。
1:ダツ
サメより危険と言われている魚です。
なぜかと言うと、ダツは鋭い顎を持つからです!
ボートにダツが刺さって沈むこともあり、人の体に突き刺さることもあります。首や目に刺さった事件もあり、大変危険な魚なのです。
なぜダツは人を襲うのか、ダツは光に反応するからです。ダツは光を目標として突進します。
特に夜に海に出るのはやめましょう。光が目立ちます。光がなくても突進することがあるので気を付けてましょう。
…ダツでダーツする人いるのかな?
大きさ:1m
危険度:★★★★★
ダツに襲われたらどうすればいいのか
ダツが刺さったら、まずダツを抜かないようにしましょう。
そして血を止めましょう。助けをよんで、病院に行きます。
2:ガンディル
ピラニアより危険と言われる寄生ナマズ。
10cmの小さな魚ですが、魚のエラや口に入り込んで内臓を食べ尽くしてしまいます。
これを人間で例えるとどうでしょう?口や鼻、肛門に入り込んでしまうとすればどれほど恐ろしいでしょうか?
また、ガンディルはアンモニア臭に反応します。(クッセ)
ペットとして飼われていることもあるそうですけど、こんなヤベー魚飼っていいのか???
これが「穴があったら入りたい」ってものなの?
大きさ:10cm
危険度:★★★★★
ガンディルに寄生されたらどうすればいいのか
寄生したガンディルを内視鏡で見つけ出して取り出したことがあります。
内臓に寄生された場合は切開による除去手術する必要があります。最悪の場合手遅れかもしれません。
3:ホオジロサメ
「白い死神」と言われるほど獰猛な魚類。
骨もかみ砕いてしまう牙を持っていて、牙の周りはギザギザしている。この牙で嚙まれたら大怪我すること間違いなし。
サーファーがよく襲われ、海で泳いでいる時に襲われることも。事故例が600件以上あり、そのうち100人以上が死亡。
共食いすることもあり、「ジョーズ」のモデルになっています。
こんなホオジロザメにも弱点があります。鼻を殴られると混乱状態になります。
天敵がシャチや他のサメ、残念無念。それでもとても恐ろしい魚類です。
↓これメガロドン様
「白い死神」より「赤い死神」のほうがいいと思うけど。
大きさ:8m
危険度:★★★★☆
ホオジロザメに襲われたらどうすればいいのか
体を嚙みつかれたらまず血を止めましょう。手足を嚙まれた場合もです。
そして傷口を水で洗っておきましょう。
包帯かタオルか何かで傷口を巻いておきましょう。菌が入るかもしれません。そして病院に行きましょう。
4:ピラニア
ホオジロザメのように三角形の牙を持ちます。この牙で嚙みつかれたら出血大量で死亡してしまうだろう。
ある10歳の少女がアマゾン川でカヌーをしていたところ、川に落ちてしまってピラニアに太ももをえぐられていたという。こんな恐ろしい事件がありますが、この牙以外にも恐ろしい所があります。
ピラニアって実は群れで獲物を襲うのです!群れで人間を襲うことを考えてみたらどれだけ恐ろしいでしょうか?
といってもピラニアは普通に人を襲いません。空腹の時、血の匂いを嗅いだ時に襲う事があります。そしてピラニアは大型の生き物を怖がるのです。
また、ピラニアは1匹だけだったら臆病なのです。残念無念。
大きさ:15~60cm
危険度:★★★★☆
ピラニアに襲われたらどうすればいいのか
ピラニアに襲われるとほとんど食べ尽くしてしまうことが普通です。
軽く嚙まれたのならば血を止めて、傷口を水で洗ったらいいでしょう。そして包帯か何かで傷口に巻きます。
手足を嚙みつかれたら手遅れかもしれません。
最も猛毒な魚:最も危険な魚
最も猛毒な魚を紹介します。
1:オニダルマオコゼ
ハブの30倍の毒を持つといわれている魚類。背びれに毒針を持っていて、岩に擬態している。
そう、オニダルマオコゼは岩にそっくりで、間違えて触ってしまうと毒針が刺さってしまうのです。
オニダルマオコゼに刺さると呼吸困難やけいれんを起こします。最悪の場合死亡してしまうことも…
ダイビングやシュノーケリングしている時にオニダルマオコゼに刺される事件もあります。
こんなオニダルマオコゼですが、食べたらかなり美味いという。でもかなり恐ろしい魚だ。
大きさ:40cm
危険度:★★★★★
オニダルマオコゼに刺されたらどうすればいいのか
オニダルマオコゼに刺されたらまず、真水で傷口を洗いましょう。そして針を抜きましょう。(針が残ってない場合もある)
45℃くらいの湯で傷口を温めましょう。そして病院へ行きましょう。
2:アカエイ
アカエイはエイの中で一番強い毒を持っていると言われている。
体が平たく、天敵が来たら海底に隠れるのに適しています。
尾に毒針を持ち、その毒針に刺さるとアレルギーを持っている人はアナフィラキシーを起こしたり、刺さった場所がかなり痛んだりします。何週間も痛みが続く場合もあり、一度刺さると簡単には抜けないようになっている。
アカエイを海底と間違えて踏んでしまったり、打ち上げられたアカエイに刺される事件がある。でも、アカエイに触れない限り、刺されることはないよう。
また、シュノーケリング中に胸を刺される事件があり、海から引き上げられた時には死亡していたという。
このアカエイにも以外な天敵がいます。
同じ軟骨魚類の「シュモクザメ」が天敵で、シュモクザメにはアカエイの毒が効かないのです。
干物や刺身、煮つけなどにされ、主に貝を捕食します。
大きさ:1.5m
危険度:★★★★★
アカエイに刺されたらどうすればいいのか
アカエイに刺されたら毒を絞り出しましょう。
傷口を水で洗い、すぐに病院で治療を受けましょう。
3:フグ
日本では大昔から愛されているフグ。
確かに味は美味いんだけれども、食中毒を起こすことがある。時には呼吸困難も起こす。
クサフグなどは皮膚にも毒を持っていて、毒はフグの捕食しているものに関係しています。フグはヒトデや貝を捕食し、ヒトデや貝は海洋細菌を捕食します。なので、フグの体の中に毒ができるのです。
「フグは毒を持ってる物を捕食してるけど大丈夫なの?」って思うかもしれませんが、フグはテトロドトキシンの毒に耐えられるのです!
また、フグの毒で50人以上が死亡しており、フグとは関係ない魚の「カワハギ」はフグの60倍の毒を持っているのです。
内臓にも毒を持っているフグもいて、肝は猛毒なので食べないようにしましょう。〈卵巣や腸に毒を持っています〉
「サバフグ」という無毒のフグも見つかっており、似た種の「ドクサバフグ」には注意。
大きさ:50cm
危険度:★★★★★
フグの毒にやられたらどうすればいいのか
フグの毒にやられてしまったら胃洗浄を行うしかないでしょう。確実に治療できる方法はないとされています。
4:ゴンズイ
ガンディルと同じのナマズの仲間。
3か所に毒針を持っていて、刺されると傷口が燃えるようなひどく痛む。数日間続く場合もあって、吐き気がすることも。
また、ゴンズイの赤ちゃんの時に群れを作り、仲間と一緒に過ごします。
そのゴンズイの群れがまるで大きな球のようなので「ゴンズイ玉」と言われています。
しかもその「ゴンズイ玉」には約100匹のゴンズイがいるのです!
食べたら味もおいしいようで、煮物や天ぷらなどに使われます。
大きさ:10~20cm
危険度:☆☆☆☆☆
ゴンズイに刺されたらどうすればいいのか
ゴンズイに刺されたらまず毒針を抜きましょう。
その次に、傷口から毒を吸出しましょう。
45℃の湯で刺された場所を洗います。タンパク質の毒は熱いものが苦手で、湯をかけると毒の成分は分解されます。
そして病院で治療を受けましょう。
キレイだけど猛毒な魚:最も危険な魚
キレイなんだけど危険な魚を紹介します。
1:ミノカサゴ
美しいからといって触ってはいけないミノカサゴ。
毒針を持っている魚で、ヒレなどに毒針を持つ。刺されたら頭痛や吐き気、呼吸困難、めまいなどを起こす。
ダイビングやシュノーケリング中に刺されることがあって、普通はサンゴ礁に隠れている。
気の荒い魚で、しつこくダイバーを追いかけてくることがあります。
「ハナミノカサゴ」という似た仲間がいますが、尾びれの形や体の模様で見分けられます。
また、「ミミックオクトパス」というタコはミノカサゴに擬態して身をもっています。
〈ミノカサゴ以外にもウミヘビやシャコにも擬態する〉
また、ミノカサゴに刺されても死亡することはありません。
大きさ:20~30cm
危険度:★★★★☆
ミノカサゴに刺されたらどうすればいいのか
ミノカサゴに刺されたら傷口を45℃の湯で洗います。
棘が残っていたらとっておきましょう。
毒を絞り出します。
そして病院で治療を受けましょう。
2:カツオノエボシ
「あっキレイなものがある!持って帰ろう!」なんて思ったらだめですよ?
カツオノエボシは10mほどの触手を持つ超危険なクラゲ。
海に浮かんでおり、別名「デンキクラゲ」と呼ばれている。肉食性のクラゲで、魚を麻痺さして捕食します。
と言うと…人間が刺された場合はどうなるだろうか?刺されたらシビれるほどの痛みが走り、呼吸困難起こしてしまう時も。2回刺されたらアナフィラキシーで死亡するだろう。
だけどこのカツオノエボシには秘密があります…実はカツオノエボシはクラゲじゃないのです!
触手も浮き袋も「ヒドロ虫」が集まってできたものなんです。
「エボシダイ」という魚はカツオノエボシの毒に強いため、カツオノエボシの触手を住処にすることがあります。
また、浮き袋はちちんだりすることもでき、浮き袋にはヒレのような物がある。
大きさ:20~30cm
危険度:★★★★★
カツオノエボシに刺されたらどうすればいいのか
カツオノエボシに刺されたら傷口を海水で洗います。
触手が付いている場合は取っておきましょう。もちろん素手で取ってはいけません。
酢をかけると毒に効くといいますが、逆に悪化してしまうかもしれません。真水もかけてはいけません。
45℃の湯を傷口につけます。そして、病院で治療を受けましょう。
まとめ:最も危険な魚
いかがでしたか?
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